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いなふるさとフェスティバル

2月2日


伊奈町公民館主催の音楽講座の発表として

いなふるさとフェステイバルに参加してきました。

経験のある、つまり自ら積極的に歌おうとする
20代 30代中心の合唱グループであれば、
コンクールに参加したり、イベントを企画したりと積極的に行えると思います。

20代 30代と合唱をやってきた40代 50代のグループであれば、
定期演奏会や、定期公演を一つの目的として行うグループも多いと思います。
それでも、60代 70代となると、様々な練習に参加できなくなったり、
大抵のグループは、参加者よりも先生の方が年齢が上のため、
先生が引退したり、他界すると、そういった活動が終了し、
新しいグループに加わったりする事がなくなるという方も多いと思います。


こういった公民館の講座は、平日日中に行われるので平均年齢は70歳前後になります。

もちろん経験のある方も多くいらっしゃいますが、
それでも、
発声指導なんて受けたことがないという方は多いです。

更に、
若い頃はやった事がなかった
始めて歌う
楽譜が苦手
ドレミファソラシドも良くわからない

といった方は多くいます。

フェリーチェでもそうですが、
もう年齢的に声が出づらい!!という事を言う事を理由に、
歌う事や合唱を辞めてしまう方は多いと思います。

ただ、声楽には再現性のある声を出すための技術があるので、
年齢的に、声が出づらかったとしても、技術さえ再現すれば、歌えます。

あるオペラ歌手を例にすると

そりゃ、、、若い頃の方が良いかもしれませんが、

92歳になって、歌えるか、歌えないかというと、

 


この動画をみて、
歌えてない、声が出てない、出にくい・・と思う方はいないようなきがします。

日本人の先生の動画もYOUTUBEにあります
先日98歳で他界された栗本先生が5年前にひらかれたリサイタル動画

と若い頃の録音(昭和22年)


技術を使えば、年齢的に歌えないという事はないという事を証明されている動画だとおもいます。合唱は一人で歌う訳ではないので、こんなにすごい天才ではなくても、音楽という時間を共に過ごし、楽しめる芸術です。年齢的に歌える歌えないではなくて、芸術の時間を過ごしたいか過ごしたくないかにつきます。



人生の時間がある限り、学び始めるのに遅いという事はないと思います。


歌ってこなかった方や、発声指導を受けたことがないという方は、
なおさら・・学んでこなかった事なんですから・・・



今回参加した音楽講座は、フェリーチェの活動ではなく、一昨年はただ歌うだけの講座
今年は発表を目指す講座として、伊奈町の公民館が主催しました。

 

「群青」という小中高生が歌う機会の多い、人気曲を課題としました。

新しい曲というのは、年齢が上の方には難しいに決まっています。

童謡を歌って幼少期を過ごしたか、AKBを歌って幼少期を過ごしているかの差だってあるんですから、そこは知った上で、人気曲を練習するというのは、大切なんじゃないかと考えています。だって、何歳になって、私たちがいるのは2019年なんですから・・2019年にできる事をやらないのは損だと思います。

そして、もっとも難しいのは、人前で何かをするという事です。

ピアノ教室に通う小さい子どもだって、ピアノのレッスンは受けるけど、発表会は絶対にいや!!って子は少なくありません。大人になって、ましてや80歳を過ぎて、初めての事を人前でやるなんてっと、抵抗のある方はたくさんいます。人前で何かをする事の恥ずかしさは、何歳になっても一緒だと思います。



・歌う、歌わない

・知らない曲を歌う
・人前で何かをする

この3っつを、未経験の方が多い中で、どう導いていくかは、
フェリーチェの音楽家にとって一番の課題です。

全ての困難をしっているし、その楽しさも知っているから・・・



練習は、練習という時間です。やり直しがきくし、なんどでも挑戦できます。

 

本番は、やり直しがきかない一回の時間です。練習の楽しさとは別な楽しさが本番にはあります、人を感動させるさせないではなくて、音楽という芸術の時間を過ごすか過ごさないかがまず先に来るように思います。

80過ぎの方も多い中での参加でしたが、

・楽しかった
・あの場で、歌っていられる事が幸せだった

などなどの感想がありましたが、

合唱としての演奏の結果自体も、ある程度まとまりのある演奏ができるようになっていた所に、フェリーチェの音楽家と、近隣で参加している団員が参加したので、思った以上に良い演奏だった気がします。,



終了後、近場の飲食店で食べている、会場で聞いていた方が、
あ、さっき指揮ふってた人でしょ~ すごいよかったわよ~ と声をかけてくださり
きてきて、さっきのひとたち~~~!と 友達をよんできたりという事がありました。

思いのほか、ビックリしていただいた様でした。

音楽家は、自己の演奏活動はもちろん、指導も大切ですが
演奏自体を演奏でサポートするのも、大切な役割なのではないかと思っています。

みなさんで9月から間練習してきた「群青」を歌いました。


終演後、
普段は、ふらふら気味に歩いていた80代の方や、もっと若い方で、音痴だし~ パートなんかわからない~という方も、一列に並んで、等間隔で、満面の笑みですたすたと歩いていたり、80代の方が、せっかく白いブラウスと黒いスカートを作ったから来年も生きて出演しなきゃ~と言われていたのが印象的でした♪

練習は、練習の楽しさがあるので、それだけの参加でもよい!!というのがフェリーチェのスタンスですが、こういうシーンを見ると、本番は、本番の楽しさがあるから、各フェリーチェの方々にも本番に参加したいと思ってもらうような何か方法を見つけていきたいと思いました。

終演後の一枚♪

お疲れ様でした