楽譜の読み方の基礎

楽譜が苦手という方は、世の中にたくさんいると思います。

でも、苦手な理由はシンプルです。
音がわからない 拍がわからない リズムがわからない の要素しかないからです。

楽譜は、音の高低を表しているので、
例えば、ラの音を見てラの音を出せるかという問題がまずあります。
ピアノであれば、鍵盤の位置、楽器であればラの音を出すための指使い

★音について
歌の場合は、これらの楽器よりも簡単です。 
前述の動画の音を聞いて、この画像の音符をみて同じ音が出せるか出せないかだけです。
楽譜を見て歌う場合も、まず最初の音を聞いて、同じ音を発するというスタートが基本です。

楽器の場合は、指のポジションで、音程を視覚的に、ある程度判断できます。

歌の場合、視覚的にポジションを見る事はできないので、
音程の高低の移り変わりは、幼少期から音楽に親しむと取れるようになる絶対音感ではなくて、

例えば、ラが主音となるイ長調であれば、ラから相対的に音を探っていきます。


合唱の場合は、さらに楽です。

最初の音をだせれば、あとは、隣の人と音が同じかに気を付ければよいからです。

★拍とリズムについて、

歌うという事において、
楽譜が苦手という前提があったとしても、
音が分かるか分からないは、楽譜の読み方という視点では大きな問題ではないように思います。

それよりも、基礎の読み方として大事なのは、

テンポの中で楽譜を目で追えるかどうかです。

例えば、中島みゆきさんの 麦の唄という曲を練習するとして、

まったく知らない方が、楽譜は嫌い、音符は嫌い、という場合(笑)も、

下記は確認すると楽です。

まずは
4拍子の曲なので、4分音符の音符が小節線に4っつあるので、

メトロノームの1回が4回聞こえると、次の小節に目を移すという事になれます。
(音がわかってもわからなくても)

これは、やるかやらないかですが、やってしまえば、まったくの初学者でも数日でなれるはずです。

そして、歌詞ですが、

「なつかしいひとびと」という冒頭の歌詞に対して、

拍上の歌詞は、

4拍目 な (つ)
1拍目 か 

2拍目 し (い)
3拍目 ひ 

4拍目 と (び)
1拍目 と


となっている事を確認し、

楽譜にもよるかもしれませんが、おおむねこのメトロノームのテンポです。
このメトロノームの一回の音のタイミングで、歌詞が言えるかどうかが大事なポイントです。

自分の好きなような速さではなくて、第三者の速さについていくこと・・
楽譜をみて演奏するのが苦手という方は、まずここでつまずく方が多いです。

これは子供でも、大人でもです。
そして、楽譜を見て歌っていて、どこだかわからなくなってしまう方は、
メトロノームのタイミングについていけない場合が多いです。


これは初歩の楽器練習でもそうですし、ある程度演奏ができるようになった場合も、
苦手なフレーズはメトロノームについていけない場合が多いです。

ピアノの場合などは、90で弾けなければ、60にしてみたりしながら、

第三者が指定するテンポ通りに音を出す事を 、一見退屈なようで、早道となる基本です。


今回の基礎をまとめると、
ラの楽譜を見て、ラの音が出せるのであれば、
後は、96のテンポで進む音楽の中で、楽譜上の位置を目で追えるか追えないかです。

これは、ある程度余裕のある方でも、

実際にやってみると、歌いにくい所は、声が出にくいのではなくて、

テンポ通りに読めないところという事は、こういった曲だけではなくて、


より複雑な複声部の宗教曲や、オペラなどの曲の歌でも、これが問題になる事は多いです。

音程が出る出ない以前に、リズム通りに発語できない。
音楽の中で唯一、歌詞がある音楽である歌は、
まずはじめの基本はテンポ通りに歌詞が読めるかどうかがとても大切です。


90でついていけない場合は、
60で読んでみて、徐々に早くしていくことで慣れてください